夕暮れ大阪ベイサイド 南海電気鉄道高野線(汐見橋線)
 岸里玉出駅は南海本線と高野線の接続駅です。両線は難波駅寄りで分岐しており、河内長野行普通列車が停車する1番線と汐見橋線専用の6番線はやや離れています。
 移動距離が延びることを知っていれば「かぶりつき」なんてしなかったのに・・・ 重い荷物を背負いつつ人気のない連絡通路をトボトボ歩きました。
岸里玉出駅付近の地図です。

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 汐見橋−岸里玉出間は高野線の一部でありながら、実態は南海本線の支線の体です。その専用ホーム6番線(画像右)は南海本線ホームの西側に位置しており、高野線の「本線」からは隔絶されています。当駅付近が1980年代に高架化された際に、汐見橋方面と高野山方面の直通運転は不要だろうと、完全に見切りをつけた感があります。

 頻繁に列車が行き交う本線側に対して汐見橋線は運転間隔が30〜40分です。6番線の雰囲気は全国各地で目にする「0番線」に似たものがありました。
 まもなく2両編成の下り列車が到着しました。地理的に大阪市の中心付近を行く路線にしては短編成です。しかし下車する客も折り返し列車に乗車する客もまばらで、少なくともこの時に関しては2両でも充分な状況でした。本来ならば羽田空港に立っていたはずの時刻に、関西の片隅で地方路線的情緒に浸るとは。

 16:25。汐見橋行は発車しました。ご覧の通り駅構内を出るまでは単線です。
 動画は下り列車の到着。本線を行き交う列車。そして終点汐見橋までの前面展望をまとめました。
 
汐見橋駅付近の地図です。

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 16:34。終始静かなままの汐見橋線の旅が終わりました。印象としては同じく臨港部を行く鶴見線に通じるものがあります。
 自動改札機が浮き気味の「昭和感」漂う汐見橋駅です。レトロな雰囲気をより高めているのが改札口の上部に掲示された昭和30年代の観光案内図ですね。ただ痛みが進行しているのが残念です。
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