上熊本駅9:47発の下り普通列車で熊本駅に移動しました。
 流転の果てにも家族の笑顔 「あそぼーい!」
 10:10。宮地行き特急「あそぼーい!101号」が入線しました。
 予め指定席を確保すれば「九州の幸福な鉄道フリーきっぷ」で利用可能な全席指定の特急列車です。「指宿のたまて箱6号」「A列車で行こう3号」「A列車で行こう4号」に乗車したことで普通指定席利用の権利を3回行使済みの僕は、残りひとつを「あそぼーい!101号」で消化しました。
 「あそぼーい!」のキハ183系気動車1000番台車が登場したのは1988年。トリコロールカラーをまとって「オランダ村特急」でデビューしました。その後オリーブグリーンメタリックの「ゆふいんの森U世」への転用を経て・・・
 再度のトリコロールカラー(「オランダ村特急」時とは若干の違いあり)で「シーボルト」として活躍したのち・・・
 特急「ゆふDX(デラックス)」へと3度目の転身を果たしたことで知られています(車体色は当初古代漆色でしたが、のちにプレミアムイエローに改められました)。
※特急「ゆふいんの森U世」関連の動画はこちら(WMV 4.09MB 47秒 1997年8月14日久大本線日田駅にて50系客車列車より撮影。28〜35秒付近です)
※特急「シーボルト」の旅行記はこちら。
 かように装いを改めつつ流転を続けてきたキハ183系気動車1000番台車です。その経歴と無関係でない要素としてあげられるのは、鉄ヲタならずとも興味をひかれる展望室でしょう。観光列車におあつらえ向きの先頭部です。

 一方快速「SLあそBOY」、「あそ1962」と続いた熊本−阿蘇・宮地間を結ぶ観光列車の系譜は、車両の老朽化と切り離せないものでした。
 その系譜を継ぐべく、またもや活躍の場を移したキハ183系気動車1000番台車は、水戸岡鋭治氏のアイディアを随所に盛り込む内外装にリニューアルされています。
 同編成にとって豊肥本線は終の棲家となるのでしょうか。

 無論それは分かりかねますが、リニューアルによって「あそぼーい!」としての強烈なキャラクターを得ただけに、今では余所へ行くイメージが全く湧きません。


 動画は「あそぼーい!」の向かい側に「A列車で行こう1号」が入線する模様です。熊本駅4番ホーム、5番ホームが観光列車で埋まり、華やぐ瞬間です。
まもなく「あそぼーい!101号」の発車時刻です。