再会の地へ 「さくら」
 同窓会の会場は小倉駅の小倉城口(南口)にセッティングされていました。
 僕は熊本駅16:00丁度初の新大阪行「さくら562号」に乗車しましたが、「九州の幸福な鉄道フリーきっぷ」は山陽新幹線を利用できません。乗り越し分(博多−小倉間)の運賃・料金を車内もしくは小倉駅で精算するつもりでした。
 いきなりですが、その乗り越し区間の車窓です。鞍手信号場付近から筑豊本線、遠賀川を越える付近は、トンネルが多くを占める博多-小倉間の数少ないビューポイントのひとつです。
 16:54。小倉駅に到着。同窓会の集合時間にはまだ早かったこともあり、8両編成に改編された500系電車の博多行「こだま743号」を撮影しました。早いもので500系電車が「のぞみ」、東海道新幹線の運用から撤退して3年近くが経過しました。僕にとっては懐かしい存在になりつつあります。

 「さくら562号」の車内では乗務員に声をかける機会を逸したため、乗り越し分の精算は窓口で済ませました。
 さて。同窓会。 ・・・については多くを語るまい。ひとことで表せば「人生いろいろ」であります。ついでに、この旅行記のタイトルが妙に長くなった理由について少しだけ触れます。

 昨今の小説や歌謡曲が長めのタイトルを付ける傾向であることに影響されてない、と言えば嘘になりますが、それはさておき僕にとって本当に悲しい瞬間が、再会の中で(正確には会の最中ではなく)ありました。
 僕はそのインパクトを帰宅後もしばらく引きずっていました。人間の本質は年齢を重ね、それなりのポジションにあっても変わらないものなのだなぁと打ちひしがられていたのです。四十路の親爺にしては青臭いか・・・

 ごく一部の出席者の方に当ホームページのことを伝えましたから、余り長々と書き連ねると「何があったんだよっ!?」て心配されるかもしれませんね。 ※業務連絡! 悲しい瞬間=帰りのタクシーでの会話ではありませんよ!

 まぁそのほんの些細な出来事が、この旅の唯一にして最大の汚点だったかなということで、遠回しな表現でタイトルに反映させたのでした。

 同窓会自体は大変楽しめました。会話をキャッチボールに例えるならば、女性陣の優しい投球をわざと落球してからかう心地よさがたまらん(伝わりづらいか)。双方が若くて独り身ならば勘違いするのだろうなぁと思うひと時でした。そしてこんな精神的余裕が若き日々の僕にあったならばと考えるのでした。