スタンダードナンバーに酔いしれる午後  その3 「A列車で行こう」
 僕は14:53発特急「A列車で行こう4号」で熊本にとんぼ返りする予定でした。しかし到着が4分遅れたため三角駅の滞在時間は更に僅かなものとなってしまいました

 僕にとって三角駅は30年以上前に何度か訪れた思い出深い駅です。

 駅前の波止場から友人の親戚宅がある離島まで連絡船で渡ったことや、当時駅構内で販売していた駅弁「鯛の姿すし」を頬張った日のことが甦ります・・・ 今回は思い出に浸る余裕などなく、列車の外観と駅舎を撮影するのが精いっぱいでした。
三角駅付近の地図です。
「A列車で行こう4号」は8分遅れて15:01に三角駅をあとにしました。
 ピンクグレープフルーツのハイボールを所望して当初の目的を達成。同窓会の練習にしてはちょっと早すぎる上に呑み過ぎたかな・・・
 ここで残念な話題をひとつ・・・

 それは当日の「A列車で行こう4号」の宇土駅停車中の出来事。60代ほどの男性に率いられた5〜6名の若い男性グループが、明らかに指定席特急券を持たずに全席指定の同列車に乗り込みました。しかも女性客室乗務員の制止の声を聞き入れずに。

 そのリーダー格の男性は熊本駅に到着するまでの車中でも「特急とはわからなかった」だの「指定席だとは知らなかった」だの、果ては「だったら宇土に停めるな」などと大声で文句を垂れ続けました。

 他の乗客は完全に興ざめです。いい年をした大人の逆切れへの対応を強いられ、今にも泣きだしそうな女性客室乗務員の表情を見て胸を痛めたと思われます。

 結局彼らへの対応は熊本駅の職員が引き継いだ模様で(希望的観測で)そのあと正規料金を支払ったと考えることにしていますが、当たり前のルールを公然と破る彼らの姿が「A列車で行こう」の旅の後味を悪くしたのでした。