来たり給え、800系電車 「つばめ」「さくら」
 僕は「水戸岡鋭治の幸福な鉄道展」の会場をあとにして新幹線ホームへと向かいました。

 新幹線で向かうのは熊本でしたが、その過程での目的は二つ。九州新幹線と言えばやっぱり800系を外せないでしょう!ということで「800系に乗車する」のと、新幹線の速度を外側から体感すべく「駅を通過する新幹線を撮影する」。この二つでした。

 時刻表に「6両編成 グリーン車なし」と記載された列車が800系であって、特に記載のない列車はN700系である・・・ その程度の知識があれば事足りるだろうと考えていた僕でした。
 それゆえ“記載あり”の列車である10:41発熊本行「つばめ343号」を選択したのですが、当日はN700系8000番台編成が充当されていました。(泣)

 まずは通過列車の撮影を優先して、最初の停車駅新鳥栖まで乗車することにしました。

 博多を発った列車は福岡市、春日市の市街地を見下ろしつつ進んだあと、博多総合車両所の横を通過します。
 出番に備える現役車両の面々や保存されている(実質放置状態とのことですが)100系電車の二階建て車両が目を引きますが、この付近から福岡、佐賀両県境の山並みに向かって力強く加速するため、ゆっくり眺めることはできません。
 むしろ難所でならす立野のスイッチバックをも凌駕する、35‰の急勾配を新幹線車両が高速で駆け登る様を堪能すべき区間と考えるべきかもしれません。
 九州新幹線鹿児島ルートの駅は通過線を備えておらず、博多駅を除く各駅のホームに可動式安全柵が設置されています。通過列車をより近くで観察できる構造ではあります。

 通過した列車は僕が乗車した「つばめ343号」を二駅先の筑後船小屋で追い抜く、新大阪発鹿児島中央行の「さくら547号」です。
 11:11発の博多行「さくら302号」は800系でした。この列車は博多駅で18分間滞留したあと、11:42発の「つばめ345号」として折り返します。同列車の新鳥栖発車時刻は11:56です。
 このまま下り線ホームで40分ほど過ごすのが無難ではありました。しかし800系の外観をゆっくり撮影する時間も欲しかった僕は大急ぎでエスカレーターを降りて昇って、最後は足がもつれ気味になりながら「さくら302号」に乗り込みました。
再びの博多です。30kmほどの距離を新幹線でお気軽に行き来できるのはフリーきっぷの醍醐味です。
さて。早速撮りまくり・・・・
 11:42。「つばめ345号」は熊本に向けて発車しました。東海道、山陽新幹線同様に各駅停車タイプの列車は好まれないのか、空席が目立ちました。登場当初話題になった内装が勿体ない状況です・・・
 久留米から新玉名までの各駅付近を中心にまとめました。ご覧の通り各駅の構造は判で押したようですね。
 ここらで昼食。

 窓際に並べたパンは「水戸岡鋭治の幸福な鉄道展」の会場限定だった「幸福なチョコパン」「幸福なクリームパン」「幸福なあんぱん」です。
 さて。いきなりですが問題。列車はどの駅に停車中でしょう? ※正解は一番下にあります。
列車は小雨模様の中、終点熊本に到着しました。12:32。
※正解は「筑後船小屋駅」