「夢」の続きは熊本止まり 「有明」
 僕の「九州の幸福な鉄道フリーきっぷ」は翌1月12日から有効のため、0時を回ってから改札を通りました。
 そしてここで構内のファミリーマートの存在を知りました。わざわざバスターミナルまで足を伸ばした僕って。(涙)

 まあよい。まもなく「有明7号」の入線ですから(この項の動画は2013年1月20日先行公開済みです)。
 かつて博多−西鹿児島(現鹿児島中央)間を結んでいた夜行特急「ドリームつばめ」。
 2004年3月の九州新幹線部分開業の際に運転区間が熊本以北に短縮されて「有明」に編入されました。区間短縮から9年ほどになりますが、僕などにはまだ記憶に新しい部類の列車です。

 九州内を「周遊きっぷ」や「九州グリーン豪遊券」などのフリーきっぷで旅した経験をお持ちの方には、移動手段としてのみならず宿代わりとしても「ドリームつばめ」を利用した方が多いかと思われます。
 切符の有効期間を無駄なく駆使するという意味において、深夜0時過ぎに博多駅を発つ下り「ドリームつばめ」は、旅を始めるのに非常に適した存在でもありました。

 今回は乗り倒しのスタートに相応しかった、その下り「ドリームつばめ」を偲ぶべく後継の「有明7号」に乗車しました。
 「有明7号」の終点熊本の到着時刻は1:48です。これは首都圏の終電をも上回る遅い時間です。
 「有明7号」は定刻の0:15に発車しました。席は3分の1ほど埋まる程度でした。
 南福岡駅(と車両区)の通過を見届けてひとり祝杯。
 おにぎりは九州らしさを醸し出すため鶏めしではなく「かしわめし」のおにぎりを選択しました。鶏肉をかしわと呼ぶのは方言ではありませんが、西日本ならではの感はあります。
 1時を回って大牟田に到着する頃ウトウト。このあとのスケジュールのため意図した睡眠でもありました・・・
 終点熊本の到着を知らせる車内放送で目覚めました。僕が乗車した最後部(半室)の乗客は3名に減っていました。

 熊本1:48着。思い出を偲ぶ夜は早々と終りを告げました。
 僕はおよそ4時間後の列車で熊本駅をあとにする予定でした。若い頃ならば厚着して寝袋に入り、軒下で短い夜を過ごしたでしょう。
 今はその勇気を持ちえないため、駅最寄りのファミリーレストラン(ジョイフル二本木店)を目指しました。
 駅東口(白川口)から表に出ると熊本市交通局の熊本駅前電停が目に入ります。道路を渡らずとも乗車できるようJR駅前の歩道に直結する構造です。
 熊本駅前−田崎橋間の田崎線0.5kmは、2010年4月からサイドリザベーション化されて道路から分離されています。
 その様子は非常にモダンでして、思わず数箇所でバルブ撮影しました。
 田崎線唯一の中間駅二本木口電停を出ると、終点田崎橋電停を前にして単線になります。分岐器を間近で観察できる、なんとも萌えるシチュエーションです。
そして終点の田崎橋電停です。目的のファミレスは200mほど先にありました。
熊本駅前−田崎橋駅付近の地図です。