梶屋敷−糸魚川間で二度目の消灯を経験して・・・
動画
青海(2.92MB 35秒)
 ・・・糸魚川を通り過ぎ次の青海で下車しました。20:54着です。雨は僕がトンネルにこもっている間にやや強くなっていました。
 青海駅を訪れたのは単に下車したことがない駅だからというだけです。本当は更にその次の親不知(おやしらず)の駅名標を間近で眺めたかったのですが、20:58着の親不知駅まで足を伸ばしたとすると糸魚川に戻る列車(普通列車457M)は僅か2分後に発車するダイヤなのでした。
 糸魚川に戻る列車を1本遅らせれば良い話なのは分かります。ただそこまでの意欲はなかったのです。
 青海と言えば電気化学工業青海工場とを結ぶ専用線と貨物列車を連想する駅です。
 しかし当駅発着の定期貨物列車の運行は昨年(2008年)3月のダイヤ改正で廃止されていたのですね(つい先日知った次第・・・)。
 件の専用線も列車の往来は僅少のようです。貨物輸送は駅構内南寄りの青海オフレールステーションと富山貨物駅、黒井駅とを結ぶトラック便が代替しているとのこと。列車の方が環境に優しいとしても時代の風潮が許さないようです。

 また青海駅で思い出すのが、かつて青海−新潟間を結んでいた急行「ひめかわ」です(1982年11月15日ダイヤ改正で廃止。少々古い話で恐縮です)。「ひめかわ」は北陸本線、信越本線、そして優等列車が消えて久しい越後線を経由していました。時刻表の紙面で異彩を放つ列車の記憶が、まだ柔らかかった少年期の頭に植え付けられたのでしょう。

 急行の始発駅だったから相当の利用客があるのだろうと考えるのは単純過ぎますが、ここまで閑散としているとは・・・ 夕刻早々に窓口業務が終了したうえに、余所者の僕意外誰もいない21:00の青海駅は、静寂に包まれていました。
 自動券売機で糸魚川までの乗車券を購入してホームへ。糸魚川行きの457Mを待つのはやはり僕だけでした。
動画 音量に注意ください
青海(4.65MB 1分05秒)
 突然列車接近を告げるメロディが流れたため録画を開始したところ上りホームを福井行きの特急「はくたか24号」が通過しました。はて?この曲の名前は何だっけかな?と考えるうちに(後日調査したところ曲名は「アニーローリー」)今度は「エリーゼのために」が流れ始めて457Mが到着しました。いずれの曲も陰鬱な夜の雨を吹き飛ばさんばかりに頭上から畳み掛けてきました。
 糸魚川21:11着。
 北へと向かう青き彗星 「日本海」 その1
 腹具合が回復したため、駅近くの喫茶店兼居酒屋のような店で一献しました。
 地酒でほろ酔い加減になった僕は駅に戻り、駅員氏に断わって早めに入場しました。4番ホームに停車中のキハ52 115の姿を撮影するためです。今晩のキハ52−115は車庫に移動せず、ホームで夜を明かすようです。
煉瓦車庫の傍らには先ほどはどこにいたのかタラコ色の同156がいました。
 時計の針は23:10をまわりました。まもなく「日本海」の到着です。僕が手にした寝台券はキャンセル待ちで入手したB寝台の上段でした。まだ乗車したことがない「日本海」で翌朝青森入りするのが最良のプランだったこともあり上段でも御の字でした。
動画
糸魚川(3.72MB 50秒)
 23:16に到着した当駅止まりの普通列車565M。「日本海」の追走から逃れるように到着するダイヤです。ちなみにこの車両は今朝富山駅で見送った小松行きに充当されていた編成です。
23:20、寝台特急「日本海」が到着しました。※この動画は2013年2月24日に追加しました。
 デッキと客室を仕切るやや重いドアを開けて通路を見渡しました。視界に人影はなく、線路と垂直方向に並ぶベッドの殆どがカーテンを閉じていました。
 僕がキャンセル待ちでB寝台券(2段式寝台の上段)を手に入れたように、当日の青森行き「日本海」はほぼ満席でした。